2021年度LED.実行委員会上映について

2019年11月に新しくなったクリスタル広場のLED柱は、これまでの平面大型LEDディスプレイとは異なり、柱4面をディスプレイとした立体感のあるオブジェと表示装置を組み合わせた新しい映像装置です。また4本の柱により映像空間が作られ、公共の場において新たな映像空間体験のできる貴重な場でもあります。そのような新しい映像空間の可能性を念頭に、愛知・岐阜の映像メディアを専門とする7つの大学が集まり、それぞれの学生がこのLED柱を使った思い思いの表現へ取り組みました。今年度で3年目を迎え、これまでの実験的な試みから、さらに多様な表現が生まれ、このLED柱の可能性が広がりつつあります。新たな表現媒体へ学生が触れる良い機会であるとともに、クリスタル広場を訪れた方々へ新たな体験をしていただける機会となればと思います。

参加大学
愛知県立芸術大学 ・愛知淑徳大学 ・情報科学芸術大学院大学(IAMAS)・椙山女学園大学・名古屋学芸大学 ・名古屋芸術大学・名古屋造形大学

作品放映期間
2022年1月13日 〜 1月23日 7:00〜24:00
2022年1月24日 〜 2月4日 10:00〜20:00

タイムスケジュール(毎時間およそ)
0:06 名古屋造形大学
0:15 名古屋芸術大学
0:23 名古屋学芸大学
0:30 椙山女学園大学
0:38 情報科学芸術大学院大学
0:47 愛知淑徳大学
0:55 愛知県立芸術大学 

trees

タイトル:trees

制作者:竹本誠

私は、自然の中に長くいると、自然と自分の境界が曖昧になっていくように感じることがある。今回の映像作品では、植物の中を駈け抜けて森の中に入っていくような感覚を表現しようと思った。植物の種類は、普段私達が、雑草と呼ぶ草花や、植林された林でよく見かける杉などの針葉樹を選んだ。森の入口を走り抜けて自然の中入って行く一瞬の映像。そんなシーンを3DCGの植物でつくりました。

フワモフ

タイトル:フワモフ

制作者:太田宙、嶋晏澄

昨今のアニメではCGのレンダリング方法をセルアニメのような見た目にすることで、違和感なく組み合わせるような技術がある。本作品は、そのような複数の描写が合わさった映像で行われる描写の違いを、どちらかに合わせようとするのではなくわざと隔たりを作ることで、画面の中の不和自体を表現にした作品である。また図と地が反転することで、手書きアニメーションとCGの描写の関係性を変化させることを試みた。

習作 2021/9/18-10/8

タイトル:習作 2021/9/18-10/8

制作者:宮﨑那奈子

2021年9月18日(土)から10月8日(金)までの21日間、作者がその日「もっとも遠くに来た」と感じた場所で毎日撮影を行った。本作は、そのようにして撮影した映像素材を21秒に編集したものである。

映像の使用する部分には、作者が感覚的に選んだカットと機械的に抽出したカットが含まれており、それらの関係を探った。

韻律と鼓動 「月夜の浜辺」の一考察

タイトル:韻律と鼓動 「月夜の浜辺」の一考察 

制作者:永冨美里、林晃世

中原中也にとってのボタンのように、役立てるつもりもないのに捨てるに捨てられない。そんなものはありませんか?

「夏の夜の博覧会は、かなしからずや」という中也の別の作品にも、ボタンが登場します。

月夜の晩に波打際に落ちていたボタンは、一体何をつなぎとめていたのでしょうか。

この詩を読んだときの思いを、鼓動を、静かな夜の海のような、それでいて生き物のような、そんな映像に込めました。詩の情景を思い浮かべながらご鑑賞ください。

one second

タイトル:one second

制作者:稲吉宏紀

私たちの生活の中で至る所で見かける時計という存在。それらは、それぞれが個性を持った異なる形だが、全く同じ時を刻む。

私は、毎日、ひとつずつ、プログラミングにより時計を制作した。本作品では、グリッド上にそれらを並べて、1秒毎に時計の配置に変化を与えるアニメーションを施した。

私たちが普段、意識しない”1秒”を体感してもらいたい。

NIPPON

タイトル:NIPPON

制作者 :佐々木颯太

クリスタル広場のデジタルサイネージの柱4つを四季に見立てて時間の経過とともに現実と非現実の曖昧さを鑑賞者に問いかける様な作品を3DCGで制作した。又、制作者側のエゴにならない様に鑑賞者的視点を意識して制作した。

Twinkle Days

タイトル:Twinkle Days

制作者:有馬 里香 大河内 七砂 神谷 梨央 瀬古 侑紗 館林 千鶴子 鶴添 由佳 西岡 亜未 水野 ひよ梨 山村 咲季 吉村 芽郁

この映像は、栄で開催される「友人の誕生日会」「アーティストのライブ」「コスプレのイベント」「絵の展示会」の4つのイベントに向けて自分が輝くための準備をする4人の1日を表現しました。

待ち合わせの目印であったクリスタルのオブジェに代わり、新しくその場を輝かせるLEDと私達の作品で現在のクリスタル広場をさらにキラキラさせたいという思いで作成しました。

-FUTURELANTERN- 未来への道しるべ

タイトル:-FUTURELANTERN- 未来への道しるべ

作者:伊藤 大作

柱4面にGIFによるキャラクターを配置しています。

各キャラクターは同じ世界のキャラクターでバックストーリー上で繋がっています。

Stay warm

タイトル:Stay warm

作者:岩下梨々花

この作品は見る人に暖かい気持ちになってほしい、暖かくしてほしいという気持ちを込めています。また、作品を作る過程で柱という無機物が、暖かい見た目になることで視覚的にも見る人に温もりや暖かみを感じてもらえたらいいな、と思い制作しています。