Temochi-Butasan

タイトル:Temochi-Butasan

制作者:青山 楓

ふとした瞬間に訪れるもの──、それは”Tenichi-Busta”(手持ち無沙汰)。

そんなBusataな時間を癒しに変えるべく、開発された新商品が「Temochi-Butasan」。

片手にすっぽり収まるサイズで持ち運びしやすく、いつでもあなたの手持ち無沙汰を癒しに変えます。

さああなたも、Have a good “Temochi-Busata”。

という、架空の商品のコマーシャルです。我々は待ち時間など手持ち無沙汰なときはついついスマホを見がちですが、手持ちの豚さんがあったら癒しになっていいだろうなぁと思いこのような作品を作りました。

溶け込むように

タイトル:溶け込むように

制作者:藤本 紫音

自然の中で私の目に留まるもの、それは風に吹かれる花や泡をたっぷり含んだ波、光が差し込む木々、そして歩くたびに揺れ動く白いワンピース。色、光、風、動きによって作り出される景色は、一度限りだからこそ切り取りたくなる。目を離したくない瞬間は、自分の周りに広がっている。そして、そこには自分自身も融合しているはずだ。ゆりかごに包まれているような感覚を表現した実写映像作品。

朧華(おぼろげ)

タイトル:朧華(おぼろげ)

制作者:石川 真衣

わたしたちが見ている映像の不確かさや曖昧さを表現した映像作品。実写映像を1コマずつ紙に印刷し、印刷されたイメージを水でぼかすという手法を使って制作しました。4つの柱で、映し出される映像が異なっていて、印刷した紙の表面と裏面が実際に映し出される時にも対になるように配置しました。アナログな手法を用いて制作しているので、デジタルにはない質感やテクスチャも楽しんでもらえたら嬉しいです。

half

タイトル:half

制作者:山村 涼

女性が公衆電話を使用し「想い」を伝える30秒の短編映像作品です。明るいイメージと切ないイメージ、2パターン制作しました。番号を入力するシーンなど細かいところにも注目してみてもらえると嬉しいです。また、この映像作品はあなたが聴いている音楽を合わせることで完成します。映像のイメージに合った音楽を見つけてみてください!

interact with

タイトル:interact with

制作者:栗本 志乃

普段からすれ違う人々を横からみているとすれ違う瞬間輪郭が重なり合ってひとつに見えたり、お互いの動きによってそれが引き延ばされていくような動きが見えることがありました。今回そのお互い知らないうちに作用しあっている様子を実際に表してみようと思い制作しました。動きを楽しんで見たり、普段見ている何気ない光景がちょっと違って見えたりするようになったら嬉しいです。

水彩魚と電子水槽

タイトル:水彩魚と電子水槽

作者:古居 麗奈

水彩の暖かな質感とデジタルならではの非現実的な表現を融合させた作品です。私が作り出した水彩の魚たちに、普通の水槽とはちょっと違ったとても素敵な場所をプレゼントしました。電子の中ならどんな場所だって水槽に出来てしまいます。水族館に行った時のように、または縁日で金魚すくいを眺めるように、水の中だけではない様々な場所で泳ぎ回る魚たちをぼーっと眺めてみてください!

はじまり

タイトル:はじまり

作者:福田 悠花

今もなお受け継がれている文化。そんなお祭りの起源となった出来事と現在を表現しました。お祭りの起源は、紀元前、神話の時代まで遡ります。天の岩戸に隠れてしまった太陽の神、日本には災害が起こってしまいます。太陽の神を惹きつけたのは踊りの名手。このように始まったお祭りは現在まで受け継がれています。過去からつながる日本の文化が未来へと繋がってほしいという思いも込めました。

Cyber Space

タイトル:Cyber Space

作者:長谷川 亜里沙

あるバンドが過去に行ったLIVEの映像・照明演出を参考にして、サイバー空間を表現しました。その空間の中には3DCGで制作した部分があります。3D眼鏡で見るような本格的な立体感は得られませんが、立体的な空間の中に入り込み、吸い込まれていくような体験をしてもらえたらと思っています。立ち止まらなくともほんの少しでも目に留めていただけたら嬉しく思います。

塗れる

タイトル:塗れる

作者:棚橋 拓己

人間は内から湧き出した才や努力して得た力でしか他人を心から魅了することはできない。この都会という色鮮やかで個性に溢れた場ではいくら着飾った格好をしていても誰も見てくれないからだ。ただ個性的というジャンルに括られるだけで唯一無二の存在になれたわけではない。それでも、みんながみんな差別化しようとするから他人を見ず他人に見られず、すべて塗れて透明人間になるのだ。

イロドル

タイトル:イロドル

作者:髙木 碧

「色」という存在は生活の中に溢れ、欠かせないものとなってます。色には名前が必ずあって受け取るイメージが人によって違うのも面白い特徴です。しかし今日では逆に色に溢れすぎてその色がもつ個々の印象を感じる機会が少なくなっているのも事実です。色によって与えられる印象、イメージを視覚的にそして自由に受けとって感じて貰いたい。そんな想いから画面ごとに単色で彩られた動画を制作しました。色でイロドル私たちを少しでも感じていただけたら嬉しいです。